スポーツ栄養学
【ケトジェニック編】
結果をコントロールするための栄養マネージメントスキルを
自分のライフスタイルに落とし込む!
【PFCバランスだけはキケン】
スポーツ栄養学において、海外で主流となっているのはPFCバランスではなくてエネルギーアベイラビリティという考え方です。
「エネルギーアベイラビリティー」とは、結果を出すためのエネルギー概念を指します。
PFC (三大栄養素である「P=タンパク質」、「F=脂肪」、「C=炭水化物」)のバランスのみをケアするのではなく、エネルギー摂取量を最適な健康状態や生体機能が必要とするエネルギー量と等しくする考え方です。
成績や順位、勝つことや記録を出すことなど「結果を出す」事を目的とした「パフォーマンスアップ」。
それを支えるのが日々の「コンディショニング」。
「パフォーマンスアップ」の為には、日々の体調を整え「良いコンディション」を維持し続けることが最優先となり、そのマネージメントの新たなる概念がエネルギーアベイラビリティです。
【新型栄養失調という問題】
運動してPFCバランスを取って、十分なカロリー摂取をしているのにこんな症状の自覚ありませんか?
・髪がパサつく
・肌がカサつく
・爪が割れる
・気分にムラがある
・食べるのが怖い
・食べるのを止められない
・よく眠れない
・生理不順
もしかしたら新型栄養失調による症状の現れかもしれません。
【新型栄養失調とは】
十分なカロリー摂取があるにも関わらず、必要な栄養素が足りないことで栄養バランスの乱れた状態
髪や肌はご存知の通りタンパク質を原料としており、一番最初にタンパク質不足の症状が現れる部分です。生体機能として、より重要な体内へタンパク質を供給するためです。
PFCバランスが取れているにも関わらず、それらの症状が出るという事は生体機能としてタンパク質が処理されていない事を意味します。つまり必要量を摂取しても燃費が悪く全体に行き渡っていない状態です。
新型栄養失調を放置して症状が深刻化してしまうと、最悪の場合下記の様な重大な病気へと発展してしまう事が心配されています。
・拒食症
・過食症
・不眠症
・骨粗しょう症
栄養摂取とエネルギー消費のスピード・量が多い人ほど、新型栄養失調は気付かない内に深刻な事態を引き起こしかねません。
【サプリメントと食事】
メタボリックの危険性が叫ばれる中、フィットネスやマラソン等スポーツを趣味や生きがいとして継続的に取り組んでいる人達が多く増えています。しかし、上述の様に運動を「する人」は「しない人」よりも体に補給する栄養の重要性が高まってくるので、体調への影響はよりシビアになってきます。
健康になるどころか、逆に肉体のみならず精神にも悪影響が出る事は珍しくありません。
その原因が栄養不足である事に気付く事は難しかったりもするわけです。
そして、体調や体型を気にするあまりに「食べたり」「食べなかったり」「動いたり」「動かなかったり」と本質的原因とは別のところで調整しようとし、負のスパイラルへと陥ってしまいます。
実際、BONIQではアスリートと共にコミュニティを運営しておりますが、そこでの悩みのほとんどがトレーニングの方法よりも圧倒的に体の不調に関する悩みです。
ネットでは、プロテインパウダーや錠剤サプリメントなどの知識は沢山あるのに、コアとなる栄養の情報が非常に少ない事を感じます。ここでの栄養はサプリメントではなくて「日々の食事」を言います。食で摂取しきれない栄養を補うのが本来のサプリメントの役割ですが、多くの方は「食」を気にせずに「サプリメント」ばかりを気にしてしまいます。
8割を補うのが「日々の食事」
残りの2割が「サプリメント」
上記を考えれば、結果を出す為にはまずは8割の構成要素となる「食事」の攻略にエネルギーを集中させるのが、効果的だと判断できるわけですが、2割のサプリメントへの興味の方が高いのでは無いでしょうか?
しかし、根本的原因を解決できるのは「サプリメント」ではなくて「食事」です。
今回はその「日々の食事」つまり、ライフスタイルに落とし込む為のスポーツ栄養学を【実践編】として開講したいと思います。
料理苦手だから・・・
餌だと思ってパサついた肉食べてます・・・
そんな方でも実践できる様に
なぜを追求し、今を把握し、選択する力が身につきます。
生理学 X 栄養学
とことん「なぜ」(根本原因)を追求し、個々に対応した栄養学を考えていきます。そして、体の仕組み理解し、個人の考え・哲学を尊重できる指導を目指しています。
・スポーツ栄養
・予防医学
・分子栄養学
・機能性医学これらの栄養学を総合的にマッシュアップさせて、ここでしか学べない食マネージメントをスキルを提供しますので楽しみにご参加ください!
講師の紹介
園部裕美 - Hiromi SONOBE -
管理栄養士 | スポーツ栄養コンサルタント | 予防医学士
病院栄養士、飲食店勤務を経て、陸上実業団チームの専属栄養士に。現在はスポーツ栄養を主な活動とし、プロ野球選手、Jリーガー、陸上長距離等の国内外のプロアスリートから、ジュニアアスリートの保護者や指導者と幅広くサポートしている。スポーツの世界だけでなくすべての人に共通する「予防栄養」を分かりやすく、実践しやすく伝えるため、栄養コンサルティングやセミナーを実施。2016年に出産し、1児の母。
【パフォーマンスアップ】と【コンディショニング】
上記をテーマとして、【趣味でスポーツをする方】から【アスリート】までを対象として日々の食事を通して、自分で自分の体に合ったエネルギーマネージメントができる状態を目指します。
タンパク質、糖質・脂質の摂取だけではなく、それらを機能させるビタミン・ミネラルなどの計画的かつ効率的摂取が日々の食事で必要となります。
一般の方が、単に痩せるのであれば糖質か脂質抑える事でダイエットは可能ですが、運動する方にとっては単に糖質や脂質を制限してしまうとパフォーマンスが大きく落ちてしまいます。さらに、コンディショニングを目的とする場合は、パフォーマンスアップする時と取るべき食事方法が異なってきます。
またPFCバランスだけに囚われて、その他の栄養摂取をないがしろにしてしまうとパフォーマンスのみならず、摂食障害など体に大きな支障をきたしてしまいます。
【食事】には全員に当てはまる【明確な答え】が存在しません。
従ってこの勉強会の目的は【答え】を教えるものではなく、理論や臨床データを提示しながら、自分にフィットする食事を自分で日々用意する事ができるスキルを身につける基礎づくりです。
先生が研究している内容は膨大にあるので一度では伝えきれませんが、最大限凝縮・圧縮して効果的な内容を3時間ほどの講義と実習にまとめていきます。なるべく重要な知識を最短で学ぶことが出来る様に設計しております。
ぜひ、自分で「パフォーマンスアップ」と「コンディショニング」をマネージメントできる様になるための【キッカケ】となる1日にしてください。
ここで、今回一緒にこの企画を考えてくれたアスリートを紹介します。【講座内容】
第一部 スポーツ栄養学に基づいた食マネージメント
人それぞれ、体格・代謝・活動量・エネルギー必要量が違うので一概に取るべき食事内容を決める事は難しいですが、基準となるべく平均的な基準を目安に摂取すべき栄養素とそのレシピを提案させていただきます。
あとは、各自の体格・代謝・活動量・エネルギー必要量に応じて量や頻度を調整していただける様に提案していきたいと思います。
第二部 効率的栄養摂取の為の低温調理実習
栄養のバランスを考えると、様々な調理スキルやバリエーション、作業時間が必要とされ、せっかくの知識の実践が調理によって阻まれてしまう事が大きな問題となっています。
それを少しでも簡単に効率的にそして美味しくする為の解決策として低温調理をオススメいたします。BONIQを使えば、簡単にほったらかしかし、かつ同時進行で様々食材を調理することが可能です。低温調理の基礎と活用法をマスターして日々の栄養摂取を効率的にしてください。
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【イベント詳細】
日時
5月25日(土曜日)
13:00〜16:00場所
池尻大橋駅徒歩3分
(申し込み後に住所を送ります)スケジュール
13:00(開場)
13:15〜(第一部)
14:45〜16:00(第二部)
参加費
8000円(税込)
BONIQした食事付き
定員:20名
スポーツ栄養学【実践編】
下記よりお申し込みください!
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スポーツ栄養学【実践編】
8000円(税込)
エネルギーアベイラビリティという新しい概念を理解して、どんな状況においてもエネルギーが不足せずに「コンディショニング」を維持し「パフォーマンスアップ」できる様な視点と考え方を念頭に置いて講義したいと思います。
パフォーマンスアップのためには、日々の食事がもっとも重要な要素となります。
取るべき栄養素の理解と代謝能力の向上という視点を持つ事で、パフォーマンスとコンディションをマネージメントすることが可能になります。
ただし、最終的には個人の最適量を自分で見つけていく努力が必要となります。
巷に溢れる情報に振り回されずに、今後も実践しながら結果を共有していければと思っています。
それでは当日お待ちしております。